Starling とは
Flash で GPU (Stage3D レイヤー) を活用して高速に 2D 描画する ActionScript 3 ライブラリ。
Flash プラットフォーム上で動作するので、PC ブラウザや AIR として iOS、Android で動かせる。
基本的に Flash Builder で開発するのがスタンダードっぽい。
Flash Player 11/AIR 3 前提になる。最近の Flash 入っているマシンは Flash Player 11 である事がほとんどなので「入っていない」を無視すれば Web でも有用。
ダウンロードはここ
http://gamua.com
Starling 導入
Starling Framework を Flash Builder にインポートします。
Starling のルートフォルダ/starling
Flash Builder ファイルメニュー→インポート→Flash Builder プロジェクト→プロジェクトフォルダのインポートで上記ディレクトリを指定。
デモプロジェクトをインポートして試してみます。
Starling のルートフォルダ/samples/demo_mobile
Starling のルートフォルダ/samples/demo_web
インポートしたプロジェクトを右クリック→プロパティから、リソース→リンクされたリソースに、変数 STARLING_FRAMEWORK を追加。
名前 STARLING_FRAMEWORK
Starling フレームワークのルートフォルダ(ダウンロードして解凍したフォルダ)を指定。
インポート時のよくあるエラー
アプリケーション記述ファイルの名前空間 3.8 のバージョンは、AIR SDK で必要とされる最小限のバージョンの 3.9 以上であることが必要です。 Demo_Mobile-app.xml
AIR SDK 3.8 を俺が入れてないせい。
最新の AIR SDK はここから落とせるので、落としたバージョンに合わせる。(この場合は 3.9)
http://www.adobe.com/devnet/air/air-sdk-download.html
<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/3.8">
↓
<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/3.9">
リリースビルドの書き出しをすると swf ができ挙動が確認できます。
iOS 実機にインストールするには iOS Dev Center プロビジョニングを発行し、p12 をキーチェーンアクセスで作成する必要があります。
ヌルヌル Flash が実機で動いてビックリ。
Starling Scaffold
Starling のルートフォルダ/samples/scaffold_mobile
Starling コンテンツを作る際のひな形。
画面サイズの調整やアセットの読み込み、シーン遷移、ある程度初期準備をしてくれている。
プロジェクトフォルダまるまるコピーして使うとよさげ。